湯の国むかしむかし かわば温泉郷

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[ 湯の国むかしむかし  かわば温泉郷 ]
青柳千年・作 / 青柳玲子・画

実は「湯のくにー」には、川場編もあるんです。
表紙は、ちょっと落ちこぼれ気味のだいだらぼっち。

このだいだらぼっちが、飲まず食わずで、一生懸命に「武尊山」を作るんですけどね、

富士山を一日で作ったというだいだらぼっちに、出来が悪いと馬鹿にされ、失意と空腹で倒れてしまうんです。

倒れたところが、今の富士山の谷、
倒れたまま、手を伸ばして山いただきの雲を食い、
流した涙が桜川になりー

最後の力で、へそのごまを武尊山に投げつけると、
一つ投げたらシャクナゲが咲き、
二つ投げたら、こぶしの花、
三つ投げたら、おみなえし、
四つ投げたら、こめつつじ、
五つなげたら、ソウシカンバの林ができたそうな。

さいごの「へそのごま」がこぼれ落ちて、

長い年月かかってお湯が出た。
それが、富士山の世田谷の湯なんだそうな。

本文に、「うそかほんとか、むかーしのことだから。」
なんて書いてありますが・・・・
世田谷の人、どう思ったかなーーー。

富士山世田谷の湯 [ だいだらぼっちのへそ ]
湯原の湯 [ から風呂がとりなす弘法の湯 ]
塩河原の湯 [化石がとりもつ十蔵の恋 ]
木賊の湯 [松茸がくれた天領湯]
武尊の湯 [愛姫と作中 ]
カヤ・小住の湯 [小判ざっくざっく曲師の湯 ]

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